妊娠したらママはかならず産婦人科の先生に診てもらいますよね。定期的に検診に行くと思うのですが、ドクターに言われてドキッとする言葉の一つが
- 赤ちゃん、大きいですね。
とか
- 赤ちゃん、小さいですね。
といわれるとちょっと心配になりませんか。産婦人科医は何気ない言葉かもしれませんが、赤ちゃんが大きいとか小さいとか言われたら生まれてくるまで不安になる方も多いと思います。
そこで今回は胎児の大きい小さいって実際どうなのかをお伝えしていきますね。
胎児の赤ちゃんが小さいといわれたら
まず最初に健診の際赤ちゃんの心臓の動き、つまり心拍は正常かどうか確認をしてみてください。
心拍が問題なければまず問題なくスクスクと成長していきます。ちなみに胎児がまだ9週目の段階で小さいといわれる事もありますがまだ9週目の段階では赤ちゃんを包んでいる袋だけが見えているという事もあります。
次の健診までは不安かもしれませんが赤ちゃんが成長していることを信じて過ごしてくださいね。
小さくても元気に育った体験談
妊娠時、6週目で妊娠がわかった時から「赤ちゃんが小さい」といわれていたママさんの体験談です。
38週の時、超音波検査で何度測定し直しても小さいといわれたときは未熟児で生まれてくるかも・・・と心配になったそうです。でも担当の看護師さんから
「大きくても早産の場合もあるし、たとえ小さくても予定日近くで生まれてくる場合だったら小さい赤ちゃんの方が元気で丈夫なのよ」と教えてくれたんだとか。
それを聞いたママさんはすっかり安心できたと語られています。そして39週目に出産されました。出生時の体重は2,400gと若干小ぶりではありましたが、元気に生まれましたし保育器に入る事なく無事退院されています。
おなかの赤ちゃんの大きさが標準より小さい?
ちなみにドクターが言う赤ちゃんの大きさというのは超音波検査である程度わかるのですが頭のてっぺんからおしりまでの長さを計測しています。
しかしよく本で記載されている標準の大きさは頭から足のつま先までの身長を指している場合が多いです。
つまり本に比べて赤ちゃんの大きさが小さくなってしまうのは当たり前なんで、赤ちゃんの大きさが小さいかも・・・と不安になる必要はありません。
また、測定に関しても誤差がどうしても出てきますのでちょっとした数字の小ささには振り回されなくても大丈夫です。

胎児の赤ちゃんが大きいといわれたら
出生体重が4,000g以上の赤ちゃんを巨大児といいますが、巨大児になる理由は大きく2つに分ける事ができます。
- ママの骨盤が大きい場合
- ママが妊娠糖尿病になり糖代謝の異常が見られた場合
赤ちゃんが大きいのか、それとも正常の範囲かについてはドクターに確認するようにしましょう。できるだけ不安の種があればその場で消しておいた方がいいですからね。
胎児が大きいと下から産むのは難しい?
産婦人科によってはすべての産婦さんに骨盤のX線を撮るところがあります。だからといってX線を撮るから経腟分娩ができないという事ではないので安心してくださいね。
X線検査をする事によってママの骨盤が赤ちゃんを通すことができるかがわかるのです。
仮に下からの分娩が難しい場合は帝王切開という手段で赤ちゃんを産む事になるのですが、出産することには違いはないので赤ちゃんの無事を信じて万全な体制で赤ちゃんを産んでくださいね。
胎児が大きいのはどうして?
胎児が大きくなっている理由はママの胎盤の機能が良すぎるため、赤ちゃんに必要以上にたくさんの栄養が行き届いている場合があります。
また、ママの胎盤の大きさに合わせて赤ちゃんも育っているのであまり心配する必要はありませんよ。
まとめ
今回は胎児の大きさが大きい?小さい?その理由についてまとめてみました。
赤ちゃんの大きさを知るためには超音波検査が使われていますがその超音波検査でも誤差が出てくるので大きさに関してあまり敏感にならず、母子ともに健康でいられるように過ごしてくださいね。
本日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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