更年期障害はどうして起こる?原因をわかりやすく解説!!

女性であれば更年期障害というワードに反応するのではないでしょうか。私は通常ドラッグストアで勤務していますが、更年期障害は月に一度は必ずあるといっていいほどある相談なので放っておくわけにもいけない病気です。

ただ更年期障害といってもわかりづらい所もあると思うので今回は

  • 更年期障害の特徴
  • 更年期障害の原因
  • 更年期障害の症状
  • 更年期障害を緩和させるには?

についてお伝えしたいと思います。

更年期障害の更年期っていつから?

更年期って何歳の事だと思いますか?

答えを申し上げると45歳~55歳の間を言う事が多いです。この時期というのはちょうど女性が閉経を境にした前後4~5年にあたります。

つまり肉体的には生殖能力、いわゆる子供を産む能力が失われる時期でもあります。

あとあまり知られていませんが男性にも更年期障害というのがあります。男性にも女性ホルモンを持っているのですが、分泌量が女性に比べて少ないので症状としては緩やかで個人差が非常に大きい場合が多いです。

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ちなみに男性の更年期障害の特徴としては性欲減退、勃起障害、運動機能や内臓機能の低下、さらに悪化するとうつ症状を引き起こすことがあります。

更年期障害の原因

更年期障害と考えられる大きな要因の一つに女性ホルモンの減少があげられます。

女性ホルモンには2種類あって

  • エストロゲン(卵胞ホルモン)
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)

があります。

エストロゲンは女性らしさの維持を行い、妊娠や出産の準備をするのがプロゲステロンです。

そして更年期障害を引き起こすのに大きく関係しているのは主にエストロゲンの減少が考えられます。

エストロゲンが減少すると

エストロゲンの体内での役割は骨や皮膚、血管などに作用して体の機能を正常に保つ役割を担っています。

そんな体にとって必要不可欠なエストロゲンが減少すると次のような事を引き起こします。

エストロゲンの減少で誘引される現象
  • 泌尿器や生殖器の異常
  • 循環器の異常
  • 骨粗鬆症
  • 動脈硬化

更年期障害は自律神経の乱れともいわれますよね。

自律神経が正常に動いている時はエストロゲンが十分に分泌されている証拠です。

しかし更年期障害が起こり、血中のエストロゲン濃度が上がらない場合は脳の視床下部といわれるコントール室が無理やりエストロゲンを出すように指令を送ってしまいます。

視床下部の指令を受けた脳下垂体といわれる部下はその指示を忠実に実行しようとします。つまり性腺刺激ホルモンを大量に分泌するようになるのです。

しかし肝心のエストロゲンが減少しているため、体内の血中濃度が上がってきません。

結局脳下垂体だけが空回りして頑張ってしまうため、動悸やのぼせ、不安やイライラといった症状がおこってしまいます。

更年期障害を引き起こす他の要因

更年期障害は体内ではエストロゲンの減少によって起こってしまいますがその他にも原因が考えられます。

更年期障害を引き起こす他の要因
  • 体力の衰え
  • 外的環境の変化
  • 自分自身の性格

若いころできていた簡単な事さえできなくなった場合や子供離れからくるストレス、さらには涙もろくなったというような性格から更年期障害を引き起こしてしまうと考えられています。

若くても更年期障害になってしまう場合がある

ちなみに更年期障害は若い女性でも更年期障害を引き起こす場合があります。いわゆる若年性更年期障害といわれる病気です。

例えば急激なダイエットや仕事上での悩み、心身に大きなストレスを抱え込むと脳はストレスを和らげるためにホルモンを分泌します。

しかしこのホルモンはストレス緩和のホルモンのため、エストロゲンを分泌させるホルモンを一時停止させてしまうのです。

そうすると若くても更年期と同じような症状が現れる場合があります。

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若年性更年期障害の予防にはストレスをため込まないことが一番の秘訣です。

更年期障害の主な症状

更年期障害は自律神経の乱れから体内に様々な症状を引き起こします。

では代表的な更年期障害の症状を紹介していきますね。

骨粗しょう症

骨粗しょう症とは骨密度の低下や骨質の劣化により骨が弱くなり、骨折を引き起こす病気です。

骨粗しょう症の原因の一つにエストロゲンの減少が考えられます。

エストロゲンは骨に直接作用して骨密度の低下を防いでくれるのですが、エストロゲン不足になると骨密度の低下を招き骨が弱くなります。

特に女性の場合、閉経後の50歳くらいから急激に骨粗しょう症になりやすいとされているので注意が必要です。

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骨粗しょう症にならないためにもカルシウムやビタミンDを多く摂りつつ、体を動かすように心がけましょう。

脂質異常症

60代女性の二人に一人は脂質異常症を持っていると考えられています。

というのも脂質異常症にもエストロゲンの働きが大いに関係しているのです。

エストロゲンは悪玉コレステロールの分解及び排泄を促しながら、善玉コレステロールの合成を促進させてくれています。

つまりエストロゲンが減少してしまうと、悪玉コレステロールが体内で幅を利かし急速に増加してしまうのです。

悪玉コレステロールが大量に血液内にあると血管にへばりつき、血液が流れにくくなります。

そうなると最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまいます。

日常に起こりえる更年期障害と思われる症状

更年期障害、つまり女性ホルモンの分泌低下により起こる症状をまとめておきます。

  • ほてりやのぼせ
  • 手足の冷え、腰の冷え
  • 動悸や息切れ
  • 頭痛
  • 肩こり、五十肩
  • めまい
  • 不眠
  • 排尿障害

こういった症状が出た場合は市販薬でいったん症状を和らげながら様子をみましょう。それでも頻繁に症状が起こるようであれば更年期障害の可能性が高いです。

更年期障害と疑われるサイン

更年期障害は心身ともさまざまな症状を引き起こすのですが、自分自身で更年期障害かも?と思うのは難しいかもしれません。

しかし冷静に判断する材料を知っておけば早めの治療ができる可能性があります。そこで更年期障害かもと疑われる前兆をお伝えしたいと思います。

こんな症状は更年期障害かも?
  • 生理不順
  • うつ状態
  • 物忘れ
  • 不眠

生理不順

  • 月経の周期がだんだんと短くなる
  • 月経がだらだらと続いている
  • 思い出したようにわずかな出血があったりする

うつ状態

  • 何となく元気がでない
  • 今まで興味をもっていたことへの関心が薄れてしまう
  • 親しい友人と会うのがおっくうになる
  • 家族や友人と話しづらくなる
  • とにかくやる気が出ない

もの忘れ

  • 人の名前がすぐに浮かんでこない
  • 持ち物をどこに置いたのかわからなくなる

不眠

  • 布団に入っても考え事をして寝られない
  • すぐに目が覚めてしまう

こういった症状が頻繁に表れていたら更年期障害のサインかもしれません。些細な事でも大事にならないようにかかりつけの病院でご相談されるのがベストです。

更年期障害を緩和する商品は?

更年期障害に有効な商品は市販薬としても販売されています。

医薬品としては女性用保健薬をいわれるものがありますね。有名なのは【命の母】でしょうか。

また健康食品としては女性ホルモンの原料ともされるものや自律神経の安定が期待できるものなど様々な形で販売されています。

女性ホルモン作用が期待できる健康食品
  • 大豆イソフラボン
  • ガウクリア
  • リグナン
女性の健康維持が期待できる健康食品
  • ローヤルゼリー
  • 亜鉛
  • マカ
  • コエンザイムQ10
  • 高麗人参

健康食品に関しては個人差もあるので試してみてコレいいかも!というような商品を見つけてくださいね。

まとめ

今回は更年期障害とはどんな原因で起こるのか?及びその対処法についてご説明しました。

いずれにせよ、更年期障害かも?と思われる場合は一人で悩まず、ご家族やかかりつけの病院でご相談されてくださいね。

今回は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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